灯籠の種類


● 春日灯篭

 

基本寸法:3~22尺高さ

 

春日灯篭(かすがとうろう)は、日本の伝統的な石灯籠の中でも格式が高く、神聖な意味を持つ様式の灯篭です。奈良の春日大社に由来し、その名を冠しています。

 

構造としては、上部から宝珠、六角笠、火袋、円形の竿、基礎石で構成され、火袋には、鹿、月、雲が彫刻されます。

文化的な用いられ方としては、灯篭は「捧げもの」「祈りの象徴」として奉納され、鹿は神の使いとされています。

庭などでは、庭に重厚感と、静けさをもたらす演出に用いられ、その存在感から、視線が集まる場所へ置き、庭などの構造軸として機能させます。

 

 


● 春日灯篭(基礎石が多角型)

 

基本寸法:5尺~15尺

 

春日灯篭(かすがとうろう)は、日本の伝統的な石灯籠の中でも格式が高く、神聖な意味を持つ様式の灯篭です。奈良の春日大社に由来し、その名を冠しています。

 

構造としては、上部から宝珠、六角笠、火袋、円形の竿、基礎石で構成され、火袋には、鹿、月、雲が彫刻されます。

文化的な用いられ方としては、灯篭は「捧げもの」「祈りの象徴」として奉納され、鹿は神の使いとされています。

庭などでは、庭に重厚感と、静けさをもたらす演出に用いられ、その存在感から、視線が集まる場所へ置き、庭などの構造軸として機能させます。

 

基礎石を多角形にすることで、格式を高くする意匠です


● 春日灯篭(龍巻型)

 

基本寸法:5尺~10尺

 

春日灯篭の特徴をそのままに、竿に龍が巻き付いた彫刻が施されています。

 

龍は古来より「水の神」「守護神」「天と地をつなぐ存在」として崇められています。灯篭の火、龍の水で、相性がよく、灯篭全体に動的な緊張感と荘厳さを与えています。

 

 


● 春日灯篭(高級型)

 

基本寸法:3尺~22尺

 

春日灯篭の特徴をそのままに、基礎石の下にさらに伏石があります。

 


● 奥之院

 

基本寸法:3~18尺

 

高野山・奥之院の灯篭堂に由来する荘厳な意匠をもつ灯篭の様式です。春日灯篭をベースにしつつ、より豪華なものとなります。

 


● 奥之院(龍巻型)

 

基本寸法:3~15尺

 

高野山・奥之院の灯篭堂に由来する荘厳な意匠をもつ灯篭の様式です。春日灯篭をベースにしつつ、より豪華なものとなります。

 

竿に龍が巻き付いた彫刻が施されています。

 

龍は古来より「水の神」「守護神」「天と地をつなぐ存在」として崇められています。灯篭の火、龍の水で、相性がよく、灯篭全体に動的な緊張感と荘厳さを与えています。


● 奥之院(古代型)

 

基本寸法:3~15尺

 

高野山・奥之院の灯篭堂に由来する荘厳な意匠をもつ灯篭の様式です。春日灯篭をベースにしつつ、より豪華なものとなります。

 

より、原型に近い形状となります。